クリスタルパレス指揮官が今冬加入の有望株ウォートンを称賛、イングランド代表入りを望む声には「冷静さを保つべき」と見解

写真:MFのアダム・ウォートンは将来を有望視されている

ここ4試合で3勝1分けと、好調クリスタルパレスを率いるオリヴァー・グラスナー監督は、今冬の移籍市場で加入したアダム・ウォートンの活躍を称賛し、イングランド代表入りを望む声に対して自身の見解を述べた。イギリス『London world』が伝えている。

2004年2月生まれのアダム・ウォートンは、イングランド2部チャンピオンシップに所属するブラックバーンの下部組織出身で、2022年8月に同チームでデビューを飾った。イングランドU-21代表にも召集されているウォートンは、今冬の移籍市場で2100万ユーロ(約34億円)の移籍金でクリスタルパレスに加入した。

加入以来、全試合でスタメン出場を続けており、敵の急所を突くパスを得意とし、グラスナー新監督の下でクリスタルパレスの舵取り役を担っている。

グラスナー監督は「非常に早くステップアップし、プレミアリーグの試合の激しさやスピードに適応した。彼の意思決定、プレーの方向性やワンタッチ、ツータッチで解決する能力は素晴らしい」と、クリスタルパレスに即座にフィットしたウォートンを評価している。

またクリスタルパレスに移籍して以来、13試合で2A記録しており、その活躍ぶりから早くもイングランド代表に推す声も出てきているが、グラスナー監督は「冷静さを保つべき」と語り、ウォートンの将来を温かく見守る姿勢を示している。

「私は常に選手たちの成功を願っている。成功すればするほど代表の試合に参加でき、誰もが母国のためにプレーしたいと思っているはずだ」

「しかし3月のインターナショナルマッチウィークでは、U-21の代表で交代選手としてほんの数分プレーしただけだった。今がEUROについて話すのに適切なタイミングかわからないが、彼は素晴らしいキャリアを築くだろう。なぜなら、彼はいい人間であり、優れたサッカー選手だからだ」

そのウォートンの所属するクリスタルパレスは、日本時間7日早朝4時にマンチェスター・ユナイテッドとの試合を控えている。

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