マカオ、「五・一」労働節GW5日間の単日平均インバウンド旅客数は約12万人…前年同時期から23%増も当局予想下回る

2024年労働節GW期間中のマカオの観光名所・セナド広場の様子(写真:MGTO)

 アジア有数の観光デスティネーションのマカオでは、年間最大の書き入れ時のひとつとなる五・一(労働節)ゴールデンウィーク(5月1日から5日まで)が終了したばかり。

 マカオ治安警察局は5月6日未明、労働節ホリデー5日間の出入境統計(暫定データ)を公表。5日間の総インバウンド旅客数は60万4395人(延べ、以下同)、単日平均は12万0879人に。

 単日平均について、前年同時期(2023年4月29日から5月3日までの5日間)から22.9%増となったものの、事前に当局が予想値として挙げた13万人には届かなかった。

 なお、初日(12万1750人)から2日目(15万0862人)、3日目(15万9446人)にかけて伸長した後、4日目(10万6143人)、5日目(7万1634人)に大きく下落したかたち。

 マカオにとって最大の旅客ソースとなる中国本土で5月1日から5日までが5連休となるほか、マカオと香港でも飛び石連休となるため、インバウンド旅客の増が期待されたが、期間中は雨模様の天気が続き、近場からの日帰り旅客の訪マカオ意欲に影響が生じた可能性もある。

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