千葉県内での２０２４年１月から３月末までの電話ｄｅ詐欺による被害総額は、約７億１０００万円に上っていて、県警はだまされないよう注意を呼びかけています。
県警によりますと２０２４年１月から３月末までの県内の電話ｄｅ詐欺の認知件数は１７９件で、前の年の同じ時期に比べて１２０件減りました。
ただ、被害総額は約７億１０００万円に上り、前の年の同じ時期よりも約２７００万円増えました。
３月には、松戸市に住む７５歳の女性が総務省や警察などの職員を名乗る男らに約２億５０００万円をだまし取られた被害が発覚するなど、１０００万円を超える高額被害も９件ありました。
県警は、高額被害が増えていて予断を許さない状況だとし、「電話でお金の話が出たら、それは詐欺。怪しい電話があれば迷わず通報してほしい」と話しています。
