角田裕毅も“潰した”ドライバー、またも危険運転で「出場停止目前」と米報道「反則繰り返した」

マイアミGPに出場したケビン・マグヌッセン【写真:ロイター】

F1マイアミGP

自動車レースF1第6戦のマイアミGPが5日(日本時間6日)に米フロリダ州マイアミガーンズで行われ、F1参戦6年目のランド・ノリス(マクラーレン)が嬉しい初優勝を飾った。10番手からスタートした角田裕毅(RB)が今季自己最高に並ぶ7位入賞。一方でケビン・マグヌッセン(ハース)はまたも“危険運転”でペナルティーを科され、出場停止の危機に瀕していると米専門誌が報じている。

またも暴走した。28周目のターン3でマグヌッセンとローガン・サージェント(ウィリアムズ)のマシンが接触。サージェントのマシンが後部が激しく損傷し、コース復帰ができずにリタイアとなった。これを受け、米モータースポーツ専門媒体「レーサー」は「マイアミGPのペナルティを受けマグヌッセンは出場停止が目前に」との見出しで報道。マグヌッセンの度重なる危険な運転について触れている。

記事では「土曜日のスプリントレースでマグヌッセンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とのバトルで反則を繰り返したため、3ポイントのペナルティを受け、すでにタイムペナルティを受けていたので、トップ8から脱落した」と、スプリントでも“暴走”があったことを指摘。「そして日曜日にはマグヌッセンは、ローガン・サージェントとの衝突を引き起こしたことについて全面的に非があると判断され、ウィリアムズをリタイアに追い込み、さらに2ペナルティポイントを科せられた」と報じられている。

マグヌッセンといえば、中国GPでも無理な追い上げから角田のマシンの右後輪にヒットし、リタイアに追い込んだことは記憶に新しい。記事によると、マグヌッセンについて「マイアミの週末でのペナルティは5ポイントになった」としたうえで、中国GPでの角田との接触などですでに5ポイントのペナルティーを科されていることも言及している。

それに伴い「3月初旬からのペナルティポイントは10点で、現在から2025年3月9日まで――最初のインシデントから1年経つまで――にさらに2点を科されるとハースのドライバーは自動的に出場停止となる」とマグヌッセンが出場停止寸前であることを指摘している。

THE ANSWER編集部

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