契約延長を望むラウタロ・マルティネス「ミラノにいることは幸せ」次の目標にも言及

写真:インテルとの契約延長を望んでいるラウタロ©Getty Images

インテルのキャプテンを務めるアルゼンチン代表FWのラウタロ・マルティネスが、イタリアのテレビ番組『Che Tempo Che Fa』に出演し、同チームとの契約を延長をしたいと主張している。

現在セリエAで23ゴールを挙げているラウタロは、2位のドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス)に7ゴール差をつけ、得点ランキングトップを走っている。今シーズンのセリエAも残すところ3試合となり、得点王の獲得も確実視されている。

インテルで通算128ゴール挙げている同選手は、2026年6月で契約が満了となるため、今シーズンに入ってから契約延長の話題が取り沙汰されていた。ラウタロ自身もインテルに残留したいと考えており、次のようにコメントを残した。

「みんなは僕のことを『バンディエラだ』と言ってくれるし、ここに来てから特別な扱いをしてくれ、感謝している。サッカー界では何が起こるかわからないが、ミラノにいることは幸せだし、もっと長くプレーしたい」

インテルとの契約延長を望んでいるラウタロは、インテルに通算20回目となるスクデット獲得をもたらした。圧倒的な強さで勝ち取った優勝を「2年前、僕たちはあと1歩のところまで来たので、今シーズンはそれが主な目標だった。多くの努力をし、多くの苦しみを味わい、多くの犠牲を払い、達成することができた」と、振り返った。

昨シーズン、UEFAチャンピオンズリーグの決勝でマンチェスター・シティに敗れたインテル。再起を図った今シーズンは、決勝トーナメントのラウンド16でアトレティコ・マドリードを前に涙をのんだ。ラウタロは次の目標について明確な考えを持っているようだ。

最大の夢を問われたラウタロは「欠けているのはチャンピオンズリーグだけだ」と語り、来シーズンの目標を口にした。

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