七尾市のボランティア宿泊拠点 100張のテント村が連休中は1.5倍の稼働率

七尾市でも多くの災害ボランティアが活動し、液状化現象で住宅の周りに溜まった砂を取り除く作業などが行われました。

その宿泊拠点となっているのが、 市内に設けられたテント村です。

登山家の野口健さんが代表を務めるNPO法人と岡山県総社市など7つの自治体が3月下旬から運営していて、2人用テント100張りを設置。

最大200人、最長2週間の滞在が可能で、先月27日からきょうまでで、延べ658人が宿泊しました。

総社市 危機管理室・網谷佳起 主事

「(大型連休中は)1.5倍ぐらいのテントの稼働率だったと思います」

「5月4日の時は、80張りのテントが稼働して、ここのテントのほとんどの人が入っている状態になりました」

県外から訪れていたボランティアの中には、テント村の存在が今回の活動に参加する決め手になったという人も。

徳島のボランティア:

「3日前から」

「往復に何時間もかかってしまうとそれだけでロスなんでここで現地で泊まって活動するのは時間を有効に活用できるんで非常に便利になったと思います」

岡山のボランティア:

「環境も凄く良くて快適に過ごさせていただきました。欲を言えばああいう所がいっぱいあれば県外からもたくさん来ていただけるんじゃないでしょうか」

テント村の宿泊は総社市などのHPで受付ており、今のところ今月末までの運営が予定されています。

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