舞台スタッフの仕事も体験 子どもたちがあきた芸術劇場ミルハスの裏側を見学 秋田

舞台監督、音響、照明の3班に分かれてステージの登場シーンを演出

コンサートや演劇など様々な公演の舞台となっている秋田市のあきた芸術劇場ミルハスの裏側を子どもたちが見学し、音響や照明など舞台スタッフのお仕事も特別に体験しました。

ゴールデンウィークの特別企画として小学生を対象に開催されたミルハスのバックステージツアー。午前の部には先着で選ばれた14人の児童と父兄が参加しました。初めに案内されたのは高い音響性能を持つ大ホール。スタッフが壁の凹凸が音の響きを良くしていることを説明すると、児童たちは手を叩いて反響の仕方を確かめていました。

この後、出演者の控室となる楽屋や機材や舞台セットを積んだトラックが直接乗り入れることができる搬入口を見て回りました。

そして、今回のツアーの目玉企画、舞台スタッフのお仕事を体験しました。児童たちは舞台監督、音響、照明の3班に分かれてステージの登場シーンを演出しました。

それぞれが無線で連絡を取り合って演出方法を決めると、舞台監督からのGOサインに集中します。曲に合わせて舞台監督役の児童がセリから舞台に上がると、タイミングに合わせてスポットライトが当てられました。お客さん目線でなく舞台裏を知る貴重な体験となりました。

© 秋田朝日放送㈱