「輪島塗」復興支援イベント 広島の高校生が支援呼びかけ 「離れているけど繋がることでき嬉しい」

能登半島地震で被災した石川県・輪島市の伝統工芸「輪島塗」の復興を支援しようと、広島市でイベントが開かれました。

広島市中区の紙屋町シャレオのイベント会場には、輪島市内にある3つの「輪島塗」の漆器店の作品17点が展示されました。

「輪島塗」の産地である輪島市は、元日の能登半島地震で大きな被害を受け、今でも「輪島塗」の制作を再開できていない職人が多いということです。
会場では進徳女子高校の生徒が伝統工芸の復興を願い募金活動を行いました。

【進徳女子高校3年生・岡本澄子さん】
「石川と広島は離れているけど、募金活動をすることで繋がれるからうれしい」

【募金に協力した人】
「みんなが普通の生活に戻るようにね。伝統的な輪島塗、頑張ってもらわないと」

被災地を支援する会は今後も復興イベントを開く予定で、寄付金は「輪島塗」の協同組合に贈られるということです。

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