ロシア西部攻撃で7人死亡 ウクライナ無人機、40人負傷

ウクライナ東部ハリコフで、ロシアの滑空爆弾によるとみられる攻撃を受けた住宅を調べる当局者=5日(ゲッティ=共同)

 ウクライナ国境に位置するロシア西部ベルゴロド州で6日、走行中の通勤バス2台と乗用車がウクライナ軍の無人機攻撃を受け、農場の従業員ら7人が死亡し、子どもを含む約40人が負傷した。グラトコフ州知事などが明らかにした。

 一方、ウクライナ東部ハリコフ州の検察当局は5日、州都ハリコフ中心部に同日ロシア軍の攻撃があり、市民15人が負傷したと明らかにした。飛行機のような翼を持つため射程が延びる「滑空爆弾」が使われたとみられ、約20棟の集合住宅が損害を受けた。州内の別の集落でも砲撃があり、88歳の女性1人が死亡、2人がけがを負った。

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