開館から1年7カ月 震災伝承施設 南三陸311メモリアルが来場者20万人達成

震災伝承施設の南三陸311メモリアルが、2022年10月の開館以来20万人目の来場者を数え、6日記念セレモニーが行われました。

南三陸311メモリアルはのGW期間中も多くの観光客が訪れ、6日午前11時ごろ来場者が20万人に達しました。

記念すべき20万人目は山形市から家族と共に訪れた大学生の渡辺啓太さんで、南三陸町のキャラクター「オクトパス君」のグッズや米などの記念品が贈られました。

セレモニのー後にはスタッフが館内を案内し、震災当時の町の様子や復興状況を伝えると、渡辺さんは真剣な様子で聞き入っていました。

渡辺啓太さん「命を大事にというか『高台に逃げる』というようなことは日本のどこに住んでいても意識するべきと感じました」

311メモリアル吉岡一浩チーフ「1年7ヶ月で20万人ということで多くの方に来て頂いて嬉しく思っています」

南三陸311メモリアルでは、今後も展示内容の更新を行いながら震災の教訓を伝え続けていきたいとしています。

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