群馬・館林市で26日まで南極展 アニメ「よりもい」の舞台 斎藤艦長が解説

 群馬県館林市の向井千秋記念子ども科学館は3日、企画展「南極観測を支える人々」を館内で始めた。観測隊の活動や砕氷艦「しらせ」について、写真パネルや模型などで紹介している。26日まで。

 初日は4回しらせに乗艦し、昨年11月~今年4月の航海で初めて艦長を務めた斎藤一城さん(51)=同市=が持ち帰った南極の氷も展示した。斎藤さんが会場を訪れて解説し、氷に触れた来館者は、中の空気が溶け出す「パチパチ」という音に聞き入っていた=写真

 企画展は南極を目指す女子高生らを描いたアニメ「宇宙(そら)よりも遠い場所」(通称・よりもい)の舞台の一つが同市であることなどから、斎藤さんの協力で実施。キャラクターのパネルも並ぶ。

 氷は最終日も展示する。月曜休館。入館料は高校生以上330円。問い合わせは同館(☎0276-75-1515)へ。

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