地引網体験に興奮、焼き牡蠣を堪能…2024年GWは「安・近・短」 新型コロナ5類移行と円安で=静岡県

新型コロナの5類移行後はじめてとなる2024年のゴールデンウィークも5月6日で終了です。実に5年ぶりの普段通りの大型連休を迎えた静岡県内の観光地はどうだったのでしょうか。

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早朝の伊東オレンジビーチです。
子どもたちが一生懸命引っ張るのが地引網。市内に宿泊した観光客を対象にした体験会です。

引き上げた網には、アジやイカのほか、ハコフグなど普段見ることのない魚がかかり、参加者は大きな歓声をあげていました。

<体験した子ども>
「楽しかった」
Q何がいた?
「アジとイカとカニ?」

<神奈川県からの観光客>
Q楽しめました?
父親「子どもたちは楽しめたと思います」
子ども「温泉も気持ちよかったし」

2024年のゴールデンウィークは、新型コロナの5類移行はもちろん、記録的円安が思わぬ効果を生んだといいます。

<伊東観光協会 村田充康専務理事>
「おかげさまでそういった(円安の)影響もあって、旅館さんは(ゴールデンウィーク)後半は特に超満員状態」

気になるのはこの後。今後のターゲットはインバウンド客です。

<伊東観光協会 村田充康専務理事>
「ウイークデーがまだまだ空いてる旅館さんが多いので、そこをインバウンドさんが埋めてくれると一番理想の形かと思います」

<井手春希アナウンサー>
「沼津港上空です。駐車場待ちの車が長い列を作っています」

県東部の人気観光地・沼津港は6日も午前中から多くの車が長い列を作りました。

<店員>
「はい、おまちくださーい。お作りいたします」

飲食店は、多くの人で混み合い、観光客は海の幸に舌鼓を打ちました。

<愛知県豊橋市から来た人>
「やっぱりゴールデンウィークですし、いいお魚を食べたいなと思って。沼津に家族で来るのは初めてです」

<カキ小屋沼津店 西島朋宏店長>
「やっぱり間に3日間平日の部分があったんで、もう予想外ぐらい。普通の平日ぐらいまで落ちてしまって。やっぱり金土日は去年と同じぐらいは盛り上がりましたね」

2024年のゴールデンウィークは連休が前半・後半と分かれたことも観光客のチョイスにも大きな影響与えました。

<富士市から来た人>
「遠出は混んじゃうので、このくらいの距離で、お昼を食べて帰えるくらいでいいかな」

<県外から来た人>
Q北海道・沖縄・海外とかは?
「そこまでは考えない」

「安・近・短」で楽しんだ2024年のゴールデンウィーク。7日から、無理せずお仕事頑張りましょう。

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