被災地の伝承施設にも多くの人出 去年比 約2000人増 東日本大震災について学ぶ<岩手・陸前高田市>

GWを利用して東日本大震災について学ぼうと、岩手県の沿岸被災地の伝承施設にも多くの人が訪れました。

5月6日、陸前高田市の「高田松原津波復興祈念公園」は、駐車場に県外ナンバーの車が並び、復興のシンボルとなっている「奇跡の一本松」を見に来た観光客の姿も多く見られました。

また公園内の「津波伝承館」にも多くの人が訪れ、津波でつぶされた消防団の車のほか震災の被害を伝える写真やパネル展示などを見学していました。

花巻から来た家族
「学校では(震災を)学んでいるようだが、実際に連れて来ていなかったので知らないこともあって勉強になった」

東京から来た人
「震災の直後に1回来たことがあって、松を植えているのを見て(街が)再生しようとしていると感じた」

津波伝承館によりますと、6日までのGW期間中は2023年より2000人あまり多い、約1万8630人が訪れたということです。

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