「彼は完全に終わった」24歳でCY賞候補も…わずか2年で“凋落” 悪夢の防御率13.50

ブルージェイズのアレク・マノア【写真:ロイター】

ブルージェイズのマノア、今季初登板も4回7失点(自責6)でリード守れず

■ナショナルズ 11ー8 ブルージェイズ (日本時間6日・ワシントンDC)

ブルージェイズのアレク・マノア投手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたナショナルズ戦に先発登板し、4回7失点(自責6)に終わった。2022年にはサイ・ヤング賞投票で3位に入った26歳だが、昨季は低迷すると、8月10日(同11日)を最後にマイナー降格。それ以来のメジャーの舞台でも炎上となった。

初回、いきなり2死満塁のピンチを招くとメネセスへの押し出し四球で先制を許す。その後、味方打線が爆発して5点リードを奪う展開になるも、守り抜くことができなかった。3回に被弾で1点を失うと、4回にも3ランを浴びるなど4失点。被安打6、4四球と不安定な投球で、防御率13.50からスタートとなった。

MLB公式サイトもマノアの今季初登板を速報。「ブルージェイズはアレク・マノアに多くを求めてはいない」との見出しで報じている。かつてはエース候補だったが「ブルージェイズは、彼が安定した脇役であることを必要としているだけだ」と評し、「彼はその役割を果たすことができなかった」と伝えた。

エースとしてチームを牽引するマノアを夢見ていたファンも、7失点の現実に失望した模様。「彼がこれほど早く落ちてしまったことに驚いている」「何があったんだ?」「マイナーかDFAか」「本当に酷いな」「彼は完全に終わった」「これほど急速にダメになった人を見たことない」との声があがっている。(Full-Count編集部)

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