中国海南省の水産物輸出額、1~3月は7億元超す

中国海南省の水産物輸出額、1~3月は7億元超す

海南省陵水リー族自治県の新村港外錨地で、稚魚の積み込み作業をする漁業関係者。(4月15日撮影、海口=新華社配信)

 【新華社海口5月6日】中国海南省の海口税関は5日、同省の第1四半期(1~3月)の水産物輸出量が前年同期比8.7%増の3万4千トン、貨物価格が19.1%増の7億2千万元(1元=約21円)だったと明らかにした。

 同税関はここ数年、さまざまな措置を講じて地元漁業の発展を支援し、輸出型企業の海外市場開拓を積極的に手助けしている。統計によると、同省の水産物は現在、米国やメキシコ、欧州連合(EU)など56カ国・地域に輸出されている。

 同税関は水産物輸出の監督管理と通関作業を確実に行うため、企業に「事前申告」など簡便で迅速な通関手続きの活用を指導。製造時の安全・品質管理から適合性評価、プロセス監視に至る監督管理モデルを通じて製品の通関効率を高め、品質と付加価値を向上させている。(記者/呉茂輝)

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