【カンボジア】エミレーツ、1日にプノンペン線の運航再開[運輸]

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを拠点にするエミレーツ航空は1日、ドバイとカンボジアの首都プノンペンを結ぶ路線の運航を再開した。プノンペン・ポスト(電子版)が2日伝えた。

運航が再開されたのはシンガポール経由のドバイ─プノンペン線。運航は毎日で、使用機材はボーイング777—300ERとなっている。

往路はEK348便。ドバイを午前2時半に出発し、シンガポールに午後2時5分に到着。シンガポールを同3時35分に出発し、プノンペンに4時35分に到着する(いずれも現地時間)スケジュールになっている。

復路はEK349便。プノンペンを午後8時50分に出発し、シンガポールに同11時50分に到着。シンガポールを翌日の午前1時40分に出発し、ドバイに同4時55分に到着する(同)。

1日のドバイ─プノンペン線の到着は、カンボジア民間航空局(SSCA)のマオ・ハバナル事務局長 エミレーツ航空のナビル・スルタン執行副社長らが出迎えた。同執行副社長は、運航再開はカンボジアの観光業、貿易や投資の活性化に貢献するとの期待を示した。

今回の運航再開で、エミレーツ航空によるドバイ─シンガポール線の運航は毎日4便となった。 

先の報道によると、同航空は2017年1月、ドバイとプノンペンを結ぶ路線に就航したが、新型コロナウイルス感染症の流行などを受けて21年から運休していた。

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