「多くの変更が加えられるだろう」 76ersのダリル・モーリー球団社長がオフの補強について言及

今季フィラデルフィア・76ers(以下シクサーズ)は、ジョエル・エンビードの負傷離脱も影響してプレイイン・トーナメントからの参戦となり、プレイオフ1回戦ではニューヨーク・ニックスに2勝4敗で敗れた。会見に応じたダリル・モーリー球団社長は来季飛躍するために、エンビードとタイリース・マクシーを軸としつつ、ロスターに手を加える可能性を示唆している。『AP通信』が報じている。

「我々は継続性を維持するつもりはない。スター選手やヘッドコーチとの継続性は維持できるが、来季に向けて多くの変更が加えられるだろう」

シクサーズには、トバイアス・ハリス、ケリー・ウーブレイJr.、ニコラ・バトゥーム、カイル・ラウリーなど今季限りで契約が切れる選手が多い。約6500万ドルのサラリーキャップの空きができるなか、マクシーとのMAX契約は欠かせないとして、その他の資金でどのような人材を獲得するのか注目されている。

モーリー球団社長は“今すぐ”に勝てるラインナップを組むことを目指している。「(新たに加える選手の)年齢も考慮しなければならない。我々は今、勝たなければならない時期に来ていると感じている。我々はジョエルとタイリースに合う最高の選手を獲得することに集中しているんだ」と語っている。

シクサーズが最後に優勝したのは1983年。カンファレンス決勝進出も、アレン・アイバーソンが在籍していた2001年が最後となっている。

今オフ、シクサーズはどのような補強に動くのだろうか。

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