群馬県館林市の老舗醤油メーカー「正田醤油」は、夏場の塩分補給に活用してもらおうと自社の醤油を使った「飴」を開発し、今月から県内のスポーツイベントなどでの配布を始めました。
今回開発されたのは「正田のしょうゆ飴」で、自社の「特選 丸大豆醤油 二段熟成」が練りこまれていて、醤油の風味を感じることが出来ます。正田醤油でのキャンディの開発は初めてだということですが、熱中症予防に必要な塩分補給を手軽に行えるよう幅広い世代の人が手軽に食べられる飴の形に仕上げたということです。
また、個包装のデザインには本社が所在する館林市の伝統工芸「館林紬」のシンボルカラーが配色されていて、伝統工芸の再興を応援する意味合いも込められています。
この飴は、今月6日に行われたザスパ群馬の試合会場など当面は2万粒を目安に県内のスポーツイベントや夏祭りの会場などで無料で配布され、消費者からの評価や要望次第では商品化も検討するということです。