ネギトロ、炙りサーモン超え人気は、10~20代男女が「寿司店で絶対に食べたいネタ」【完全版】

ネギトロはリーズナブルなのにおいしい!(photoAC)

日本の代表的な食文化といえばお寿司。インバウンドで日本に来る外国の観光客にも大人気のメニューだ。寿司はおまかせコースだけの高級店から、1皿2貫で好きなネタをお手軽に食べられる回転寿司までスタイルもさまざま。回転寿司が全国へと普及した若者世代は、小さな頃からお寿司を食べ慣れており、誰もがお気に入りの寿司ネタがあるはず。そこで今回は10~20代の男女100人に「寿司店で絶対に食べたいネタ」について聞いてみた。

第6位(3.0%)は、トロ、ネギトロ、炙りサーモン、タマゴ、イカの5つが同率ランクイン。

大トロは高くても食べたい!(photoAC)

トロは、主にマグロの腹部分の身で、特に脂が乗っている部分を大トロ、それに次ぐ品を中トロと呼ぶ。一匹からとれる量が少ないため、回転寿司でも1貫数百円することもある高級ネタ。口の中でとろける食感と濃厚な旨味、脂の満足度は腹ペコな若者にぴったり。贅沢したいときに注文する人も多いだろう。

一方、ネギトロは仲骨周りの身、中落ちなど、そのままでは寿司ネタとして使用しない部分をペーストにしてネギと合わせ、主に軍艦巻き、細巻きで提供される。ネギトロという名前だがトロは使われていないが、まるでトロのような濃厚な舌触りで値段もお手頃。ネギトロと海苔のハーモニーはクセになること間違いなし。

■サーモンは炙っても人気!

サーモンをバーナーなどで炙って香ばしさを出した炙りサーモンも大人気。温められた脂がよりとろける食感に変化し、生とは違った味わいになる。低価格かつ安定のおいしさで、まさに外せない一品だ。

寿司ネタのタマゴは基本的に甘いが、お店によって甘さが控えめだったり、ダシが効いていたりと個性が出る。生ものが食べられない人にとっての定番ネタという印象もあり、魚介ネタの間に食べると口直しにもなる。

イカは、スルメイカ、ヤリイカなどいろいろな種類があり、旬によって提供されるネタも変わる。さっぱりしているが噛むと甘みがあり、薬味との相性も抜群。価格もお手頃で、高タンパク低カロリー低脂肪なので、ダイエット中の女子も罪悪感なく食べられる。

■第4位はエビ、第5位はハマチ

第5位(4.0%)は、ハマチ。

ハマチは、成長するごとに名称が変わる出世魚で、一般的に4キロ以上に成長するとブリと呼ばれる。ハマチは40センチほどの体調で、程よく脂が乗っており、プリプリッ、サックリとした歯ごたえが特徴。ブリほどこってりしていないので、いくらでもいけちゃいそう!?

第4位(5.0%)は、エビ。

エビとひと口にいっても、甘エビや車エビ、ボタンエビなど種類も多く、生のまま、ボイルしたものなどがネタにされる。調理法によって味や食感が変わってくるので、色々楽しめる。回転寿司の低価格なエビは、主にブラックタイガーやバナメイエビが使用されていて、アボカドが乗ったものなど、アレンジネタが多いのも特徴だ。

■「寿司店で絶対に食べたいネタ」ランキング
1位 マグロ
2位 サーモン
3位 いくら
4位 エビ
5位 ハマチ
6位 トロ
6位 ネギトロ
6位 炙りサーモン
6位 タマゴ
6位 イカ

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