博多駅→小倉駅に誘客 JR西日本と北九州市が協定 「帰宅困難者」に大型施設活用も

北九州市とJR西日本は新幹線を軸に観光分野や防災などで協力する新たな連携協定を結びました。

「協定は本当に大きな一歩」

北九州市役所では、7日午前武内和久市長とJR西日本の魚本佳秀福岡支社長が連携の協定書に署名しました。

この協定は、山陽新幹線を活かし観光振興や大規模施設の活用などで協力するものです。北九州市武内和久市長「観光都市としての力、地力が高まってきている。そういう実感を持っています。そうした中で今回の協定、本当に大きな一歩になると期待しております」協定では、関西や博多方面から小倉駅に利用客を呼び込んで、「寿司」などの食の魅力を発信。災害で新幹線が止まった場合自宅に帰ることができない帰宅困難者を小倉駅近くの西日本総合展示場などで一時的に受け入れることも盛り込んでいます。

JR西日本と政令市が新幹線を軸とした協定を結ぶのは初めてだということです。

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