高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、玄海町の脇山町長は7日、夕方齋藤健経済産業大臣と面会する予定です。
いわゆる「核のごみ」の最終処分場の文献調査の受け入れを検討している玄海町の脇山伸太郎町長は7日夕方、都内で齋藤健経済産業大臣と面会し意見交換する予定です。
最終処分場の選定を巡っては文献・概要・精密の3段階の調査があり、第1段階の「文献調査」の受け入れについて玄海町議会が町内3つの団体からの請願を4月採択しています。
脇山町長が5月中にも「文献調査」を受け入れるかどうか最終判断をする方針を示したほか、5月1日には経済産業省・資源エネルギー庁の幹部が町を訪れ、大臣名の文書を手渡し、調査を受け入れるよう要請していました。
国側は、大臣が直接面会して考えを伝えたり意見交換したりすることで、脇山町長に理解をうながすなどの狙いがあるとみられます。
国が調査を申し入れるのは北海道の神恵内村に続いて全国で2例目となります。
