女優の広瀬アリス（２９）が主演を務める月９ドラマ『３６６日』（フジテレビ系）の第５話が、５月６日に放送された。エンディングでは主題歌『３６６日』をＨＹの仲宗根泉（４０）とＩＮＩの藤牧京介（２４）がデュエットしたコラボバージョン『３６６日 ｆｅａｔ．藤牧京介』が事前告知なしのサプライズで放送され、多くのファンが沸騰した。
ＨＹの『３６６日』は仲宗根のソロボーカル曲として２００８年にリリースされたが、ドラマをきっかけにＨＹの新里英之（４１）を新たにボーカルに加えて新録した『３６６日（Ｏｆｆｉｃｉａｌ Ｄｕｅｔ ｖｅｒ．）』が完成。
初回のエンディングでは新里とデュエットした『３６６日』がオンエアされた。さらに第２話以降は仲宗根が別の男性ボーカルを迎えてデュエットした『３６６日』が各話のエンディングで流れるという、ドラマならではの夢のコラボが実現している。
第２話ではスキマスイッチの大橋卓弥（４５）、第３話ではＪＯ１の與那城奨（２８）、第４話ではシンガーソングライターの川崎鷹也（２８）とコラボした『３６６日』が流れ、第５話は藤牧とのコラボとなった。
仲宗根と藤牧のコラボ曲に、
《京ちゃんがカバーするのは、びっくりだったけど、予想当たってた笑 ＪＯ１とＩＮＩが３６６日カバーしてくれるとは、びっくりやったよ！》
《急速にＪＯ１さんにハマってＩＮＩさんまではまだ詳しくないのですが、藤牧さん、綺麗な声ですね》
《もうなんか本当に感動で泣きそう 普通に３６６日大好きなのにまさか奨くんに続いて京ちゃんもなんて本当に嬉しすぎる》
といった声が殺到。「京ちゃん」はトレンド入りするほどだった。
「ドラマ『３６６日』にはＪＯ１の佐藤景瑚さん（２５）がメインキャストとして出演していますし、その後の月１０ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』（カンテレ・フジテレビ系）にはＩＮＩの尾崎匠海さん（２４）が出演中。
コラボ曲、キャスティング含め、現在、フジの月９と月１０ドラマは旧ジャニーズから距離を取ろうとしている。旧ジャニーズ以外のイケメンタレントを積極的に起用していこう、という方針がうかがえますよね」（ワイドショー関係者）
■7月クールの辞めジャニ出演ドラマが発表
フジテレビの７月クール、月１０ドラマでは杉野遥亮（２８）が主演を務める『マウンテンドクター』が放送されることが５月７日に明らかになった。
「ジャニー喜多川氏（享年８７）の加害問題を受け、特にＮＨＫとテレビ東京、さらにフジテレビも旧ジャニーズ事務所と距離を取ろうとしている感じですよね」（前出のワイドショー関係者）
フジテレビは３月末をもって旧ジャニーズタレントの番組を続々と打ち切った。
ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓの冠番組『ＫｉｎＫｉ Ｋｉｄｓのブンブブーン』、ＴＯＫＩＯの『トキタビ』、ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴの『ＳＵＰＥＲ ＥＩＧＨＴのあとはご自由に』、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの『いただきハイジャンプ』が終了した。
代わって４月クールには、山下智久（３９）主演の『ブルーモーメント』、赤楚衛二（３０）主演、元関ジャニ∞（現・ＳＵＰＥ ＲＥＩＧＨＴ）錦戸亮（３９）がメインキャストを務める『Ｒｅ：リベンジ－欲望の果てに－』（ともにフジテレビ系）と、“辞めジャニ”が出演するドラマがスタートした。
「フジの７月クール、月９ではＳｎｏｗ Ｍａｎの目黒蓮さん（２７）、さらにＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰの山田涼介さん（３０）も別なドラマで主演を務めると報じられていますが、目黒さんは『ｓｉｌｅｎｔ』（フジテレビ系）、山田さんは『王様に捧ぐ薬指』（ＴＢＳ系）、さらには主演映画でも明確な実績がありますからね……。
フジのドラマでの旧ジャニーズタレントの新規起用はまだまだ限定的だと考えられ、ＪＯ１やＩＮＩのような旧ジャニーズ以外のイケメンの起用が進められていくことになるのではないでしょうか」（前同）
昨年を機に様変わりしたドラマのキャスティング。今後はより、実力と数字が問われる時代になっていきそうだ。
