貴金属買取店での強盗事件から一夜 小学校の教職員が児童の登校見守り

6日愛媛県松山市の中心部で発生した強盗事件を受け、付近の小学校では、児童が教員らに見守られながら登校しました。

この事件は、6日午前10時ごろ松山市湊町の貴金属買取店「ジュエルカフェ松山銀天街店」に男が押し入り女性店員にナイフを突き付け現金およそ50万円を奪い逃走したものです。

事件を受け現場近くの番町小学校ではけさ、教職員やボランティアなど、あわせて6人が学校の正門前や通学路に立ち、児童らの登校を見守りました。

(保護者)
「子供だけで行かせるのは不安だった怖い」
(保護者)
「事件のあった目の前の場所を通るのでついてきた」
(番町小・仲公一校長)
「楽しい連休を過ごした後の子供たちに心に動揺がないように、平常と同じようなつもりで登校指導に立っていた」

番町小学校では下校時にも教員が付き添うことにしています。

一方警察によりますと、逃げた男は、20代から50代とみられ身長170センチくらいで、フードが付いた灰色の服に黒っぽいズボンを着用していたということですが、今のところ発見には至っていません。

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