カブス・鈴木誠也はマイナーでのリハビリ出場を経て戦列復帰予定

日本時間5月7日、カブスのクレイグ・カウンセル監督は右わき腹を痛めて故障者リスト入りしている鈴木誠也について、マイナーでのリハビリ出場を経て戦列復帰させる方針を改めて明らかにした。鈴木は実戦形式の打撃練習やベースランニングなど、強度を上げた練習もこなせる状態まで回復しており、近日中にマイナーでのリハビリ出場を開始する見込み。早ければ今週中にもメジャー復帰の可能性がある。一方、肋骨の骨折で離脱しているコディ・ベリンジャーはマイナーでのリハビリ出場をせず、直接メジャーに復帰する可能性があるようだ。

オープン戦で好成績を残し、開幕からカブス打線を牽引していた鈴木だが、日本時間4月15日のマリナーズ戦でサードゴロを打って一塁へ走った際に右わき腹を負傷。翌16日には10日間の故障者リストに登録された。カウンセル監督はその時点で「戦列復帰まで約4週間が必要」との見通しを示していたが、鈴木は日本時間4月22日に練習を再開し、そこから徐々に強度を上げている。順調にいけば4週間未満で戦列復帰できる可能性もありそうだ。

鈴木はメジャー3年目の今季、開幕から15試合に出場して打率.305、3本塁打、13打点、出塁率.368、OPS.893を記録。日本時間4月3日に今季初アーチ、翌4日には2試合連続アーチを放つなど、不動の2番打者としてカブス打線を牽引していた。カブスのレギュラーに鈴木以上の打率やOPSを残している選手はおらず、鈴木の復帰は間違いなくチームの得点力アップに寄与するだろう。

ベリンジャーは日本時間4月24日の試合で守備時に外野フェンスにぶつかった際、右わき腹あたりを負傷。翌25日に精密検査を受けた結果、肋骨を2本骨折していることが判明した。患部の様子を見ながら実戦形式の打撃練習や守備練習など、徐々に練習の強度を上げており、鈴木よりも離脱期間が10日ほど短いため、マイナーでのリハビリ出場を経ずに復帰する可能性もあるようだ。ベリンジャーは今季ここまで22試合に出場し、打率.226、5本塁打、17打点、出塁率.320、OPS.760を記録している。

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