【INAC神戸】1敗もできない! 4連勝で首位浦和を追う

■WEリーグ終盤戦

○INAC神戸レオネッサ 3-0 ちふれASエルフェン埼玉(5/2)
○INAC神戸レオネッサ 2-0 アルビレックス新潟レディース(5/6)

INAC神戸 11髙瀬愛実(ノエビアスタジアム神戸) /©WE LEAGUE

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女子プロサッカーWEリーグ2位・INAC神戸レオネッサは、5月2日のホーム戦と6日のアウェイ戦を連続完封勝ちした。

2日の試合。

INAC神戸は前半9分、FW田中美南が中央から左足で豪快なミドルシュートを決め、今シーズン7点目を挙げた。

エースの先制弾に続いて、後半21分、左からのコーナーキックにMF北川ひかるがヘディングシュートを決め2点目。

さらに33分には、DF守屋都弥のクロスに、中央でFW髙瀬愛実が頭で合わせると、ボールは相手ゴール左スミに飛び込んだ。

■北川が連続弾

6日の試合。

北川が昨シーズンまで所属した古巣新潟のホームで躍動した。

13北川ひかる(新潟市陸上競技場) /©WE LEAGUE

後半2分、田中のシュートを相手GKが足でクリア。
跳ね返ったボールを左から走り込んだ北川が右足で押し込んだ。

さらに33分、守屋が右から上げたクロスに、中央で頭で合わせて2点目(今シーズン6点目)を奪った。

今シーズンのクロス数は、守屋がリーグ1位の「85」。
2位が北川の「77」で、左右からのクロスがINAC神戸の大きな武器となっている。

WEリーグ順位表

■差は縮まらず

4連勝したINAC神戸だが、首位・浦和も12連勝中で、勝点差は「7」のまま(消化試合は浦和が1試合多い)。

INAC神戸が逆転優勝するには、残り3試合(5/12千葉戦、5/18浦和戦、5/25大宮戦)をすべて勝つのが最低条件となる。
(浮田信明)

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