寒気の影響は一時的 来週は広範囲で気温上昇 「高温に関する早期天候情報」

17日(金)にかけての天気と最高気温(ウェザーマップ)

 北~西日本は寒気の影響で、10日(金)ごろまでは、気温が平年並みか低くなりそうだ。特に、8日(水)は北海道の日本海側・オホーツク海側で、9日(木)ごろは北陸、近畿の太平洋側、中国、四国、九州北部(山口県を含む)、九州南部で平年よりかなり低くなる見込み。

早期天候情報(平均気温)(ウェザーマップ)

 ただし、その後は暖気が流れ込みやすくなるため気温の高い日が多く、北日本や関東甲信、東海、近畿、四国、九州北部(山口県を含む)、九州南部は、13日(月)ごろからの5日間ほどはかなり高くなる見込み。北陸は12日(日)ごろと、15日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高く、中国地方も15日(水)ごろからの5日間ほどはかなり高くなりそうだ。

熱中症予防のポイント(ウェザーマップ)

 このため、気象庁は北~西日本に「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。来週にかけて気温の変動が大きくなる地方が多いため、体調管理にも注意するようにしたい。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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