東京・六本木で3日、男女2人が建物に落書きを繰り返す様子を防犯カメラが捉えた。女は落書きした後にポーズを決め、男は「イェーイ!」と声をあげて称賛。落書きの被害に遭った男性は、警察に被害届を出すことを検討しているという。
わずか3分…短い時間で落書きを繰り返す
東京・六本木で目撃されたのは、落書きをする女とその様子を喜ぶ男の姿だ。
迷惑行為があったのは、3日午前1時前。
男が「ここや!」と言うと、女が「ここ、いいね!カメラある!カメラある!」と応じた。そして女は、防犯カメラに気づいてもためらうことなくスプレーのようなもので落書きを始めた。
「はははは!」と男が笑いながらスマホを出し「イェーーーイ!!」と発すると、女は自分が書いた落書きの前で“決めポーズ”をとった。さらに、ここも落書きができるぞと言わんばかりに、男が別の場所を指差すと、今度はペンのようなもので落書きした。
書き終わるとやはり「イェーーーイ!」と男が言い、女は通行人がいても気にせず、落書きの前でポーズをとった。2人は悪びれる事なく立ち去っていった。
実はこの2分前にも、近くの電柱に落書きしていた2人。落書きの前ではやはり“決めポーズ”をとっていた。“落書き女”と“イェーイ男”は、約3分の短い時間で落書きを繰り返していた。
現場に向かうと、イットの取材だけでも4カ所の落書きが見つかった。
落書きする様子を妻が目撃したという男性は「この辺、シンナーのようなにおいが充満していたので、なんだろうって見ていたら、そこで書いているのを見つけたそうです」と話す。男性が駆け付けた時には、2人はすでに立ち去っていた。落書きは自分の店があるビルの配電盤などにも書かれていたという。
男性は「やっぱり腹立ちますね。GW明けまでに消しに来ない場合は、警察に届けるつもりです。迷惑かかってますので、自分のやったことはきちんと責任は取ってほしいなと思います」と話している。
(「イット!」 5月6日放送より)