大谷「1014億円の理由」にエース級右腕が最敬礼 年間48発ペース「信じられない程素晴らしい」

第1打席で11号2ランを放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

マーリンズ戦に「2番・DH」で先発

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発。メジャートップに立つ11号2ランを含む3打数2安打2打点、2盗塁で6-3の勝利に貢献した。2年ぶりにメジャーに復帰した先発ウォーカー・ビューラーは「信じられない程素晴らしい」と援護に敬礼していた。

2点を追う初回1死一塁の場面。大谷は右腕ムニョスが外角高めに投じた速球を強振した。打球速度107.6マイル(約173.1キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大弾はバックスクリーンへ一直線。同点に追いつきチームを盛り立てた。

この日、2022年6月以来のメジャーのマウンドに立ったビューラーは、2回まで不安定だったものその後奮起。4回77球を投げて6安打3失点、4奪三振の力投を見せた。試合後、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」が放送したロッカールームでの取材で試合を振り返り。大谷についてこのように称賛した。

「これまでもここにいたから、彼の12本? 11本か――の本塁打を見てきている。彼は史上最高の選手。球界のこれまでのどの選手が稼いだ額と比べても倍以上のお金を私たちは彼に与えている。どうして私たちがそうしたのかを彼は証明し続けているよね(笑) 彼は信じられないほど素晴らしいよ」

大谷はドジャースと10年7億ドル(約1014億円=当時)で契約。史上最高額だった。21年には16勝をマークするなど、強豪ドジャースのエース級右腕も打者に専念する大谷に驚いているようだ。

THE ANSWER編集部

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