11か月の乳児が「脳振とう」に…ベビーシッター「遊んでいた」と釈明=韓国

ベビーシッターが11か月の乳児に虐待した状況が明らかになった中、ベビーシッターは遊んであげていたと反論した。

7日MBCによると、民間業者のベビーシッターがベッドでつかまり立ちしようとする11か月の乳児を何度も足で転ばせる映像が公開された。

乳児がいる部屋で録画された映像を見ると、ベビーシッターは乳児のベッドに横になり、このような行動を5回繰り返した。後ろに倒れた乳児がぐずってもベビーシッターはそのまま横になっていた。

ベビーシッターは共働きの父母が業者を通じ紹介を受けた60代の女性で、子どもを預けてから1か月後にこのような事態が起きたという。

これにより乳児は全治2週間の脳振とうの診断を受けた。

乳児の母親は、「ベビーシッターに『何をしているのか』と聞くと、『子どもと遊んであげていた』と言った」と話した。また、「一番の過ちは子どもを預けた父母」と自責した。

乳児の母親が公開したメッセージをでベビーシッターは、「奥様、本当に申し訳ありません。いろいろと努力をし、〇〇ちゃんが本当にかわいかった。寝たふりをしながらするというのは考えが足りなかった。普段のように(子どもを)おんぶしていればこんなことはなかっただろうに、どうして私が子どもを足で蹴ることがあろうか」と説明した。

また、「本当に申し訳ありません。そして弁明をするならば、音を聞いてみてください。〇〇ちゃんもいたずらだと思い笑っていた」と釈明した。

乳児の父母はベビーシッターと業者側に謝罪と給料の返還を要求したものの、これに応じなかったため警察に児童虐待の容疑で告訴した。

ベビーシッターを紹介した業者側は捜査結果が出るまで状況を見守るとの立場を伝えた。また、「ベビーシッターもこれがなぜ虐待なのかと悔しがっている状況」と話した。

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