いざEL初優勝へ…アタランタ127年史の悲願へ指揮官からサポーターにお願い「決勝進出を確信」「パスポート更新を」

アタランタの夢をのせて...ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督[写真:Getty Images]

アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、アツい言葉をサポーターへ投げかけた。『フットボール・イタリア』が伝える。

チャンピオンズリーグ(CL)8強時代を彷彿とさせる熱気に満ちた、2023-24シーズンのアタランタ。

佳境突入のセリエAでCL出場権争いに食い込む一方、ヨーロッパリーグ(EL)は現在準決勝マルセイユ戦を戦い、アウェイで行われた1stレグ(2日)は1-1の引き分け。9日にホームで決勝戦進出を決めたいところだ。

アタランタで長期政権を敷くガスペリーニ監督は、長い監督キャリアで選手への平等な姿勢、また洗練された戦術が高く評価されてきた66歳の老将。しかし、意外にもタイトル獲得経験が一切ない。

決勝戦進出、ひいては自身初のタイトル、さらにはクラブ史上初の欧州タイトル、1962-63シーズンのコッパ・イタリア優勝以来61年ぶりのビッグタイトル獲得を見据える、大事な大事なマルセイユとのリターンマッチ。

ガスペリーニ監督は「これほど力強い雰囲気のスタジアムを私は他に知らない。ホームでの2ndレグを経て、私たちは決勝戦に進出できる。私には確信がある」と自信を示す。

EL決勝戦はアイルランド・ダブリンの「ダブリン・アリーナ(AVIVAスタジアム)」が会場。レバークーゼンかローマと激突する決勝行きを前提として、ファンにもダブリン遠征を呼びかけた。

「ベルガモ人がEL決勝のためにダブリンへ、私たちと共に旅行してくれることを願っている。思い返せば私は、アタランタに来て最初の日からこれを望み、ファンへ求めてきた。私からのお願いだ。皆、パスポートを更新するんだ」

(※1)アタランタは過去にセリエBを5回制覇も、トップディビジョンでのタイトル獲得は1963年のコッパ・イタリアのみ

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