群馬県前橋市は、教育から福祉まで、子どもに関する施策に全庁的に取り組む「こどものまち前橋推進本部」を設置しました。
「こどものまち前橋推進本部」は、子どもたちの権利を尊重した前橋市の実現を目指し、教育や福祉など子どもに関する施策全般について部局を横断して取り組むものです。
小川市長を本部長として各部の部長ら合わせて１４人で構成され、７日に市役所で初めての会議が開かれました。小川市長は、ヤングケアラーや虐待問題など子どもを取り巻く環境について説明し、「笑顔あふれる元気な前橋市の未来を作っていきたい」とあいさつしました。
本部では今後、市内の大学生などを中心に議論する「こども・若者会議」や外部の有識者会議などと連携しながら、来年度までに市独自の子ども施策をまとめた「こども基本条例」の制定を目指します。
また、子ども施策の基本的な方針を定めた、国の「こども大綱」などを受け、施策を推進する「こども計画」も来年度に策定するということです。
