松山英樹が昇格大会で1カ月ぶり出場 第1子誕生控えるシェフラー不在

練習場で新しいウェッジのソールをチェックする(撮影/服部謙二郎)

◇米国男子◇ウェルズファーゴ選手権 事前情報◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7558yd(パー71)

今季8試合が組まれたシグネチャーイベント(昇格大会)の第6戦が9日(木)に開幕する。次週のメジャー第2戦「全米プロゴルフ選手権」(ケンタッキー州バルハラGC)を前に、昨季フェデックスカップランキング上位50人などトップ選手が集結。69人に絞られたエリートフィールドで、賞金総額2000万ドル(約30億7700万円)を争う。

日本勢は、松山英樹が4月「マスターズ」以来1カ月ぶりにエントリー。今季10試合の出場で2月「ジェネシス招待」優勝を含む3度のトップ10に入り、フェデックスカップランクも6位につけている。好調な流れを維持し、次週のメジャーに向けて弾みをつける結果を残したい。

有資格者の中では、ポイントランクと世界ランキングで1位に立つスコッティ・シェフラーが欠場する。メレディス夫人の第1子出産が近いため。直近の出場5試合で4勝、マスターズと昇格大会の第5戦「RBCヘリテージ」からの3連勝もかかっていた絶対王者が不在となる。

世界ランク2位でフィールド最上位となるロリー・マキロイ(北アイルランド)は、2週前のダブルス戦「チューリッヒクラシック」優勝を経て、2010年の米ツアー初優勝を含む大会3勝と好相性の舞台へ乗り込む。

前年覇者は今季1勝のウィンダム・クラーク。同大会でのツアー初優勝を契機に、約1カ月後の「全米オープン」を制する大ブレークにつなげた。

【主な出場予定選手】
パトリック・カントレー、ウィンダム・クラーク、ジェイソン・デイ、ニック・ダンラップ、トミー・フリートウッド、リッキー・ファウラー、ブライアン・ハーマン、マックス・ホマ、ビクトル・ホブラン、ロリー・マキロイ、コリン・モリカワ、テイラー・ペンドリス、ザンダー・シャウフェレ、アダム・スコット、ジョーダン・スピース、松山英樹

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