プレミア4連敗に「団結すべき時」、トッテナム主将ソン・フンミンは「正しい道を歩んでいる」

FWソン・フンミンはプレミアリーグ4連敗にも前を向く[写真:Getty Images]

トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが、チームの苦境にも団結を強調した。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

今シーズン、アンジェ・ポステコグルー監督が新たに就任したチームは序盤こそ好調を維持しトップ4争いに参戦していたものの、終盤にきて失速。プレミアリーグ第33節のニューカッスル戦で0-4の大敗を喫すると、アーセナル、チェルシーにも敗れて3連敗に。先週末の第36節リバプール戦も終盤に追い上げたが2-4で敗れ、プレミアリーグ4連敗となった。

1試合未消化の試合はあるものの、4位アストン・ビラとの差は「7」となりトップ4フィニッシュが風前の灯火となりつつあるトッテナム。それでもソン・フンミンは徐々に復調していると強調しつつ、チームはまだ成長段階であることを訴えている。

「(リバプール戦は)チェルシー戦よりずっと良かったと思う。特に難しいスタジアムでの試合でも、チームはしっかりプレーしようと努めていた。彼らが非常に強いチームなのは明白だが、失点までは非常に良い競争ができていたと思う。失点すれば追いつくためリスクを承知でプレーする必要があり、厳しい結果になった」

「大変なときこそ、僕たちは団結しなければいけない。僕らにとってはより団結を深めて強くなる絶好のチャンスさ。この4試合はそれぞれ本当にタフであり、それがこの1カ月でまとめてきたから、より状況が悪くなったように見えるかもしれない。それでも、僕たちはやり遂げたい」

「シーズン開幕当初、僕たちは良いプレーをしていて、誰もが喜びに満ち、プレッシャーはなかった。でも、今は全員がステップアップして、やりたいことを貫かなければならない時なんだ」

「正しい道を歩んでいるのは間違いない。忘れないでほしいのは、監督の最初のシーズンであり、新しい選手たちがプレミアリーグにやって来たということだ。誤解しないでほしいが、もちろん4試合で負けたのは非常に残念だよ。でもこの痛みと結果を我慢して、ハードワークし、調子を上げていきたい」

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