カープ ドラ1常廣投手が実戦デビュー スリーラン浴びるも手応え「自分の課題も新たに見つかった」

カープです。
ドラフト1位ルーキーの常廣羽也斗投手が7日、対外試合に初登板しました。

6日の試合が雨天中止となり、スライドで7日が対外試合デビュー戦となったドラフト1位・常廣羽也斗。
初回、先頭バッターの初球からこの日最速となる149キロをマーク。
しかし2球目を捉えられ、ヒットを許します。
その後もフォアボールで1・2塁としますが、続くバッターをサードゴロに抑え、初めてのアウトを取ります。
ところがその直後でした。

甘く入った決め球のフォークを完璧に捉えられ、打球はレフトスタンドへ。
スリーランとなりプロの洗礼を浴びます。
それでもその後は2者連続で空振り三振。
3失点で初回のマウンドを降ります。

その後の常廣はランナーを許しながらも要所を締めるピッチング。
自身で感じた課題を修正しながら3回55球を投げ切り、デビュー戦を終えました。

【常廣羽也斗 投手】
「良い球と悪い球がはっきりあって自分の課題も新たに見つかったので、また次に向けた練習ができるような試合だった。試合で投げることが1番の練習、相手打者に投げないとわからないこともたくさんある。少しずつこつというか、そういうものをつかんでいきたいと思います」

一方打線では末包の活躍が光りました。
初回、チャンスの場面でレフトへのタイムリーを放つと。
6回の第3打席には。
高めの変化球をバックスクリーン左へ。
タイミングとスイングの幅を大きく意識したという今シーズン2軍戦初アーチで1軍昇格へアピールしました。

<メモ>
常廣投手、もっと自分の調子はあがってくると思うので、そうなったらまっすぐでももっと勝負していきたいと、次の登板へ向け意欲を見せていたということです。

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