高さ2.3メートルの作業台から男性転落、死亡 自動車製造会社と社長を書類送検 労働安全衛生法違反の疑い 福島

去年12月、福島県石川町の自動車製造・販売工場で、男性従業員が高さ2.3メートルの作業台から転落し、死亡した事故で、労働基準監督署は7日、会社と社長を書類送検しました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、石川町のヨコハマ・モーターセールスと、社長の男性(74)です。

須賀川労働基準監督署によりますと、去年12月13日、石川町のヨコハマ・モーターセールスの工場で、60代の男性従業員が消防用特殊車両の車体パネルのやすりがけをしていた際、高さ2.3メートルの作業台から、工場のコンクリートの床に転落しました。男性は、外傷性脳障害で死亡しました。

労働基準監督署は、会社と、社長の男性が、作業台に囲いを設けるなど、危険を防止するために必要な措置を取らなかった疑いがあるとして、7日、地検郡山支部に書類送検しました。

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