リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが、自身のインスタグラムからリヴァプール関連の写真をすべて削除したことで波紋が広がっている。
現在24歳のヌニェスは、2022年6月にベンフィカからリヴァプールに完全移籍で加入。今季はここまで公式戦52試合に出場して18ゴール13アシストを記録しており、数字は残している。なお、昨季は公式戦42試合の出場で15ゴール4アシストだったため、すでに今季は自身のリヴァプールでの記録を更新したことになる。
だが、ここ1カ月に的を絞ってみると、ヌニェスはゴールから遠ざかっている。最後にゴールを決めたのは、現地時間4月4日に行われたプレミアリーグ第31節のシェフィールド・ユナイテッド戦だ。また、チームもシーズン終盤になって失速し、プレミアリーグの優勝争いからほぼ脱落。こういった状況も相まって、ヌニェスには一部ファンから辛辣な批判の声が浴びせられていた。
すると、ヌニェスは5月6日に自身のインスタグラムからリヴァプール関連の写真をすべて削除。日本のX上でも「ヌニェス」がトレンド入りし、リヴァプールファンから「心配」「移籍したりしないよね……？」といった反応が相次いだ。
リヴァプールの地元メディア『Liverpool.com』をはじめとする複数メディアは、今回のヌニェスの行動が一部で噂されているバルセロナへの移籍の“布石”である可能性を指摘している。一方、イギリス紙『デイリー・メール』はリヴァプールがベンフィカに8500万ポンド（約165億円）もの移籍金を支払った事実を挙げ「リヴァプールは支払った巨額の移籍金をいまだに回収できていない」と、今夏の退団に否定的な見方を示している。
果たして、ヌニェスのSNS上の行動は一時の感情の揺れ動きによるものなのだろうか。
