元イングランド代表DF、4失点大敗のマンチェスター・Uを一刀両断「どう勝つつもりなのか見当もつかなかった」

写真:クリスタルパレスに大敗したマンチェスター・U

現サッカー解説者の元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、クリスタルパレスに大敗を喫したマンチェスター・ユナイテッドを手厳しく批判した。

現地時間5月6日に行われたプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・Uはクリスタルパレスとのアウェイ戦に臨んだ。しかし、前半から低調な出来で2失点を許すと、後半も状況を立て直せずさらに2点を失い、0-4と大敗を喫した。

試合後、キャラガー氏は「(マンチェスター・Uは)プレミアリーグで最も監督が不十分なチームの一つ」と、就任2シーズン目を迎えているエリック・テン・ハフ監督の手腕を酷評。チーム全体についても、次のように批判した。

「今夜、マンチェスター・Uがどう勝つつもりなのか見当もつかなかったよ。クリスタルパレスが1-0か2-0で勝つだろうとは思っていた。だが、マンチェスター・U以外のどのチームも、クリスタルパレスに0-4で負けるなんてことはないはずだ」

かつてリヴァプールで活躍したキャラガー氏は、幾度となくマンチェスター・Uとしのぎを削ってきた。それだけに、現在の“赤い悪魔”の低迷ぶりには我慢がならないようだ。

「マンチェスター・UのU-23でも0-4で負けないと予想するよ。私はコーチにも監督にもなったことはないが、かつては選手であり、トップの指導者からさまざまなことを教えられた。私が今見ているもののいくつかは完全に間違っている」

現在、マンチェスター・Uはプレミアリーグで8位に転落。欧州カップ戦出場圏外に位置している。

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