運が悪いのは睡眠のせい!?睡眠の質で運を改善する寝室風水【Dr.コパの風水解説】

風水とは、環境を整えることで運気を上げること。住まいという環境のなかでも、とくに重要なのが寝室。どんな寝室で寝ているかによって、その人の運気が大きく変わります。

風水の第一人者Dr.コパに運気を下げる「3大NG寝室風水」を教えてもらいました。

人は睡眠中に家が持つ運気の影響を受ける

風水は別名「寝床学」というくらい、睡眠中に家が持っている運気の影響を受けるんだよ。というのは、人は寝ている間がもっとも「無垢」な状態に近いからだね。「風水は子どもと動物によく効く」というのも、大人に比べて、子どもや動物が無垢だからなんだね。

睡眠中は、家の持つパワーがダイレクトに体の中に入ってくる。そのパワーが運のいいパワーならいいけど、運の悪いパワーだったら、たちまち運気が下がることになるんだよ。

家が持っている運気は寝室に集まって、睡眠中の体の中に入ってくる。一方で、体にたまった厄は寝ている間に出て行く。寝室は、「運気と厄の交換場所」ともいえるね。寝室が吉相でないと、体の中から厄が出て行かないし、せっかく家中から集まってきた運気も、寝室が凶相でダメージを受けたら元も子もない。

だから、寝室というのはとても重要な空間なんだよ。これから、寝室のNG風水と、睡眠中に運気を上げるOK風水を教えるから、チェックしてごらん。(Dr.コパ)

「3大NG寝室風水」はこれだ!

運気を上げるも下げるも寝室しだいといえるほど、寝室は重要な場所。寝室がこんなふうになっていたらアウト!金運が急降下する危険性ありです。

その1:寝室の真下がキッチンだとアウト!

火と水を使うキッチンは運気が乱れている場所。その真上で寝ていると、乱れた運気の影響を受けて安眠できません。

違う部屋を寝室にするのがいちばんいいですが、それがむずかしい場合は、まずはベッドの位置をシンクとコロンの真上からズラすこと。

とくに頭(枕)の真下にシンクやレンジを避けてレイアウトを決めましょう。次にベッドとマットの間にA4の白い紙を1枚はさむこと。布団の場合は布団の下に白い紙を敷きましょう。キッチンの乱れた気をシャットアウトする作用があります。

その2:ロフトを寝室にするとアウト!

ロフトは本来は荷物を置く場所。そこで寝るというのは、自分自身を荷物扱いしていることになります。それでは、運気が上がるわけがありません。ロフトで寝るのはやめましょう。

その3:寝室の東や南に押し入れがあるとアウト!

東や南が押し入れになっているということは、この方角に窓がないとことになります。朝の陽ざしや昼間のお日様の光が入ってこない間取りなので、運気が下がりぎみに。

せめて押し入れの中に湿気がこもらないように、風通しをよくしましょう。

押し入れの中を片づけて、昼間は開けっ放しにして風を通すようにしてください。そして東側の押し入れには赤いものを、南側にはグリーンのものを入れておきましょう。

睡眠中に運気を上げる「OK寝室風水」はこれ!

寝室に置くと運気が上がるもの、寝るときにすると睡眠中にいい運気を吸収できることを紹介します。

枕元に水を入れたコップを置く

透明のコップにミネラルウォーターを入れて、枕元に置きます。「水に流す」という言葉があるように、水には浄化の作用があるので、睡眠中に体内にたまった厄を流してくれます。

北枕で寝る

「北枕は縁起が悪い」と昔かよく言いますが、風水では「北枕で寝ると金運が上がる」と考えます。寝室の間取りによっては北枕で寝るのがむずかしいケースもありますが、できることなら北枕で寝るのが大吉。

朝寝坊な人は東枕や南枕で寝る

朝の目覚めが悪い人や、寝坊グセがある人は、東枕で寝ます。東は朝日が昇る方位朝日とともにスッキリ目覚めて、朝からテキパキ動けます。東枕にできないのなら枕カバーを赤いものにしましょう。

アナログの目覚まし時計を置く

最近は、スマホのアラーム機能を目覚まし代わりにしている人が多いようですが、風水的にはアナログの目覚まし時計が吉。風水では「時計には人生の夢や希望が反映される」考えるので、目覚まし時計にこだわると、大きな夢がかなうかも。

枕元にゴールド色のモノ置く

ゴールドはタイミングよくチャンスをつかむ色。また邪気をはね返す色でもあります。無防備な睡眠中に悪い運がつくのを防いでくれます。

足元にグリーンのマットを敷く

理想的な睡眠環境とは、森の中の湖畔や川のせせらぎが聞こえるような空間のイメージです。ベッドの脇にグリーンのマットを置き、寝る前に素足でそのマットを踏んでからベッドの中へ。朝を起きたときも素足でマットの上に立ちます。森をイメージして睡眠の質を上げましょう。

寝室のパワーが弱いと、人は睡眠中にいい運気を吸収できません。寝室の間取りを見直してみてください。

監修/Dr.コパ 文/村越克子

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