金沢ー福井間で27万人利用 北陸新幹線の効果は? JRがGWの利用状況発表

新幹線敦賀延伸後初めての大型連休となったゴールデンウイーク期間のJRの利用状況が発表されました。

北陸新幹線の利用者が増えた一方で敦賀から西の在来線特急は軒並み利用者が減りました。

JR西日本金沢支社によりますと先月26日からの11日間で北陸新幹線の金沢ー福井間の利用者数は27万人でした。新幹線開業前の去年の同じ期間の特急列車と比較して2割近くの増加です。コロナ禍前の2018年よりも1割多くJRでは延伸開業の効果で、多くの人が北陸を訪れたためとみています。

一方、敦賀から西の在来線特急サンダーバードは、去年より1割減って19万8000人。名古屋方面とを結ぶしらさぎは4万3000人と去年から半減しています。

JRでは首都圏からの米原経由の利用者が北陸新幹線に移ったことが大きな要因とみています。

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