「ステップアップのきっかけに」日高村とフタガミが“備えの大切さ”をともに呼びかけ(高知)

災害に備えることの大切さをより多くの住民に意識してもらおうと、高知県日高村と、ホームセンター事業などを展開するフタガミが協定を結びました。

ホームセンターで防災グッズの販売などを行うフタガミは、企業や学校などで「出張防災セミナー」を行い、災害に備えることの大切さを伝える活動を続けています。市町村との連携も進めていて、協定を結ぶのは日高村が12か所目です。協定締結により、フタガミの防災士が自治体主催のイベントや勉強会などにアドバイザーとして参加するほか、住民からの専門的な問い合わせにも知識やノウハウをいかして対応します。

(日高村 戸梶眞幸 村長)
「能登半島地震は中山間地域にかなり被害があったので、南海トラフ地震もくるということで本当に身近に感じた。住民の啓発活動、職員の啓発活動ふくめて、強化していける、ステップアップしていくきっかけになるのではと大変期待している」

この後、さっそく日高村の職員を対象とした防災教室が行われました。昭和の南海地震では大きな被害がなかった日高村ですが、民間企業と連携することで、防災や減災に関するさまざまな取り組みを行い、住民の防災意識をより高めていきたい考えです。

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