ゴールデンウィークは家族や仲間とごちそうを食べる機会もありそう。そんなごちそうの中でもみんなが大好き、日本のソウルフードといえばお寿司だ。寿司には1食数万円の高級寿司から、1皿2貫が一般的でリーズナブルに味わえる回転寿司までスタイルはさまざま。特に回転寿司に子どもの頃から親しみがある若者世代は、お気に入りの寿司ネタがあるはず。そこで今回は10~20代の男女100人に「寿司店で絶対に食べたいネタ」について聞いてみた。
第3位(11.0%)は、いくら。
プチプチとした食感が楽しいいくらは見た目のかわいさ、噛むといくら独特の旨味がトロッと広がり、塩気が効いてた味とシャリとの相性も抜群。回転寿司でも価格は1皿100円台後半と少々お高めだが、宝石のような映える見た目、贅沢感が魅力の子どもも大好きなネタだ。産地は北海道が日本で最大のいくら収穫量を誇り、ロシア産やアメリカ産も多く使われている。
第2位(24.0%)は、サーモン。
サーモンは、脂がのった濃厚な旨みが味わえ、臭みもなく後味が良いのも魅力。バリエーションも豊富で、軽く炙ったものや、マヨネーズやオニオンスライスがトッピングされたネタ、チーズとあわせたネタなど、バリエーションも豊か。醤油だけでなく、ポン酢も合うので、いろいろな味わい方ができる。サーモンはどちらかといえば新しいネタで、いわゆる本格的な寿司店になく、回転寿司ではポピュラー。1皿100円台前半でお手軽価格かつ飽きがこない。サーモンには体内の活性酸素を除去する働きがある“アスタキサンチン”というアンチエイジング効果のある成分が含まれており、肌の老化の予防効果も期待できるので、若者だけに食べさせておくのはもったいない!?
■第1位は老若男女に愛されるマグロ
そして第1位(25.0%)は、マグロ。
やっぱりマグロは大人気! 老若男女から愛される寿司ネタの王道で、一般的にはクロマグロやミナミマグロ、キハダマグロが使用されている。毎年1月には初セリでのマグロの落札が話題になるが、2024年には仲卸「やま幸」と「鮨 銀座おのでら」などの運営会社が共同で大間産の238キロのマグロが1億1424万円で落札された。マグロは部位によって味が変わり、中心部に近い部位が定番の赤身だ。クセがなくてさっぱりしているがしっかりと旨味があり、回転寿司なら1皿100円台前半と低価格で気軽に食べられるのもうれしい。カロリーが低くヘルシーで、鉄分やビタミンDなどが多く、血液サラサラ効果があるという“DHA”の含有量は魚の中でトップクラスといわれる。おいしさも栄養もまさにトップ!
■「寿司店で絶対に食べたいネタ」ランキング
1位 マグロ
2位 サーモン
3位 いくら
4位 エビ
5位 ハマチ
6位 トロ
6位 ネギトロ
6位 炙りサーモン
6位 タマゴ
6位 イカ