母の日を前に高校生が育てたカーネーションを販売 鹿児島・いちき串木野市

5月12日の母の日を前に、鹿児島県いちき串木野市の市来農芸高校では、生徒が実習で育てたカーネーションが販売されていて、人気を集めています。

赤に、ピンクと色とりどりのカーネーションが咲くのは、いちき串木野市にある市来農芸高校の農業用ハウスです。

薩摩川内支局・牧瀬大輔記者
「生徒の愛情がたっぷり注がれたカーネーションが、鉢いっぱいに咲いています」

学校では、環境園芸科の生徒が育てたカーネーションが、市価より安い500円で販売されていて毎年人気を集めています。

販売前のカーネーションを念入りに手入れする生徒たち。

生徒
「たくさん売れるように(育ててます)」
「(購入者には)笑顔になってほしい。お母さんに感謝を伝えてほしいなと思います」

早速、地元の住民が訪れ、母の日用などに購入していました。

購入客
「近所なのでたまたま買いに来ました。母にプレゼントしたいと思います」
「これは自分のために買いました。(高校生の)愛情がすごくこもっていると思うので、その愛情をいただくような形でありがたいです」

環境園芸科2年・橋口愛さん
「このままもっと元気に育ってほしいなと思います。家でもちゃんと育てたいとか、誰かにあげたいという気持ちを持って買ってほしいです」

学校では販売用に300鉢を準備していて、すでに半分ほど売れているということです。

カーネーションは、10日までお昼休憩を除く、午前10時から午後3時半まで販売されています。

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