新時代の幕開けに期待を寄せるファンダイク「私はここでとても幸せ」契約延長も匂わせる

写真:リヴァプール新体制に期待を寄せたファン・ダイク©Getty Images

リヴァプールのキャプテンを務めるフィルジル・ファン・ダイクが、来シーズンから刷新される新体制に言及し、自身の契約延長について口を開いた。地元メディア『Liverpool Echo』が伝えている。

今シーズン限りでユルゲン・クロップ監督の退任が決まっているリヴァプールは、来シーズンから大きく生まれ変わることになる。かつてリヴァプールのスポーツディレクター(SD)を担っていたマイケル・エドワーズ氏が、オーナーであるフェンウェイ・スポーツグループのサッカー部門の最高責任者として復帰し、リチャード・ヒューズ氏がSDの座に就く。公式発表はされていないものの、フェイエノールトのアルネ・スロット監督が、クロップ監督の後任に就くとされている。

ファン・ダイクは、来シーズンから始動する新体制について「クラブが正しい決断を下すと完全に信頼している。恐いという言葉は適切ではないが、これから起こることに興味を持っているし、わくわくする」と語り、期待感を示した。

また噂されているスロット監督の就任に関して「多くの変化が起きるのは事実だが、興味深いものになるだろう」と語る。「私はキャプテンなので、もし彼(スロット監督)が来るなら手助けするつもりだ」と続け、クロップ監督の退任で大きな変化が予想されるが、新時代の幕開けに貢献したいと考えているようだ。

2025年6月にリヴァプールとの契約が満了となるファン・ダイクは、今夏に契約延長の交渉の場が設けられるとイギリス『Football Insider』が報じており、リヴァプールはファン・ダイクを変えの効かない存在と評価しているという。

自身の契約について「私はここでとても幸せだ。クラブを愛しているし、それはみんなもわかるだろう。クラブはすでに私の人生の大部分を占めている。新監督が誰になるのかが主な焦点だ」と語っており、スロット監督の就任が発表され次第、ファン・ダイクの契約延長も進展がありそうだ。

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