『ライオン・キング:ムファサ』日本公開日決定 特報&ポスター初公開

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『ライオン・キング』最新作が、『ライオン・キング:ムファサ』のタイトルで12月20日(金) より劇場公開されることが発表され、併せて特報映像とポスターが公開された。

壮大なアフリカの大地を舞台に“生命”をテーマにした一大叙事詩『ライオン・キング』。本作は、『ライオン・キング』の主人公シンバの父・ムファサ王の〈始まりの物語〉を描いた作品だ。

特報映像は、『ライオン・キング』には欠かせない楽曲「サークル・オブ・ライフ」のメロディーと、真っ白な雪に覆われた壮大な山々の映像から始まる。王国に古くから住むヒヒのラフィキが、野生の王国プライドランドの王となったシンバとその幼馴染ナラの間に生まれた娘キアラに対して、シンバの父であり、偉大なる王ムファサの伝説を語り伝える形で進んでいく。そして岩に佇むまだ幼いムファサが映し出されると、「そのライオンは王の血筋ではなかったが、やがて世界を変えることになる」と立派に成長した彼の姿が映し出される。

また、映像では「運命がお前を待っている」というラフィキの言葉通り、ムファサが出会う王家の血統を受け継ぐ“タカ”(後のスカー)の姿、そして『ライオン・キング』ではおなじみのキャラクターである鳥のザズーやミーアキャットのティモン、イボイノシシのプンバァも登場する。

仲睦まじく育ってきたムファサとタカはなぜ別の道を歩むことになってしまったのか、王家の血を引くタカではなく、なぜ孤児のムファサが王になったのか。『ライオン・キング』でも因縁を感じさせたムファサ、スカー(タカ)、そしてシンバの母となるサラビとの間にはどんな物語があるのか。『ライオン・キング』では明かされなかった物語が語られる。

監督を務めるのは、『ムーンライト』(2016) でアカデミー賞作品賞を受賞したバリー・ジェンキンス。新たにキャラクターに命を吹き込む声優には、若きムファサ役に『地下鉄道~自由への旅路~』(2021) でもジェンキンス監督とタッグを組んだアーロン・ピエール、輝かしい未来を持つライオンの王子でムファサを兄弟として家族に迎え入れるタカ役に『シラノ』(2021) のケルヴィン・ハリソン・Jr.、若きサラビ役にティファニー・ブーンを抜擢。

さらに、ムファサとタカを追い詰める恐ろしいライオンのキロス役は、マッツ・ミケルセンが演じる。先日大阪コミコンで来日していたミケルセンは「日本の皆様、こんにちはマッツ・ミケルセンです。もっとも愛されたディズニー映画の最新作『ライオン・キング:ムファサ』が12月に公開します。本作でムファサを追い詰める恐ろしいライオン、キロスの声を演じました。そして本日は嬉しいサプライズがございます。日本の皆様へ本作の最初の特報をお届けします。是非、お楽しみください。ミテネ! 12月に皆様にお会いできる事を楽しみにしています!」とコメントを寄せている。

そのほか、『ライオン・キング』に続き、プンバァ役でセス・ローゲン、シンバ役でドナルド・グローヴァー、ナラ役でビヨンセことビヨンセ・ノウルズ=カーターが続投することも発表。そしてシンバとナラの娘・キアラ役はビヨンセの愛娘、ブルー・アイビー・カーターが演じることも決定した。

音楽は、『モアナと伝説の海』(2017) や実写版『リトル・マーメイド』(2023) などに携わったリン=マニュエル・ミランダが本作の新曲を手掛ける。ミランダは、「『ライオン・キング』には、世界屈指の偉大なソングライターたちによる音楽をたずさえた驚異的な音楽のレガシーがあるので、今回その一員になれたことは私にとって恐れ多いと同時に誇りでもあります。ムファサの物語に命を吹き込むためバリー・ジェンキンスと共に仕事をするのはとても楽しい作業ですし、観客の人々がこの映画を映画館で体験できる日が待ち遠しくてたまりません」とコメントを寄せている。

『ライオン・キング:ムファサ』特報

<作品情報>
『ライオン・キング:ムファサ』

12月20日(金) 公開

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