【ニコラモデル卒業イベント】近藤結良、涙ながらに告白 小6から4年半の活動「自分の気持ちを後悔なく伝えたい」

近藤結良(撮影/藤井大介)

雑誌『nicola(ニコラ)』による「ニコラモデル卒業イベント」が6日、神奈川・洗足学園音楽大学 MUSIC POOL CINOで開催された。

過去には新垣結衣、川口春奈、藤田ニコル、永野芽郁、清原果耶などを輩出した同誌。今回は高橋快空(高=はしごだか)、池端杏慈、近藤結良、河村果歩、中山あやか、足川結珠、佐藤菜月海、藤野有紗、近藤藍月、内田蓮、懸樋大晴空、河島英人の12人が卒業を迎えた。

近藤(結)はマイクの前に立つと、話す前から泣き始めてしまう。高橋から「頑張れ!」と励まされ、話し始めた。「みなさん、こんにちは。近藤結良です。今日は会場にお越しいただき本当にありがとうございます。今日は自分の気持ちを後悔なく伝えたいと思って手紙を書いたきたので、読みたいと思います。私は小学6年生から今日まで、約4年半、ニコモとして活動させていただきました。このニコモ生活は、楽しいことだけではなく、それと同じくらいつらいこともありました」。

続けて「コロナの影響や、自分の見た目に対する批判のコメントなどで中1の時は自信が持てず、撮影に影響が出ていたこともありました。本当にその時期はどうしたらいいのかわからなくて、正直、ニコラと向き合うことのできない自分がいました。しかし、その時に一番力になってくれたのが、応援してくださるファンのみなさんからのメッセージでした。一つ一つにたくさん愛が詰まっていて、私はそれを読むのが大好きで、何回も読み返していました。また、それと同じくらい私の中で大きな支えになったものがあります。それは、ここにいるユニジェネの存在です」と感謝。

さらに「私は、それまで人に弱音を吐くことがなくて、一人で溜め込んでしまう性格でした。しかし、ユニジェネのみんなには気軽に話すことができて、ただ聞くだけじゃなくて、親身になって一緒に考えてくれて、一緒に乗り越えようとしてくれます。『私は、本当に素敵な仲間に出会えたんだな。この先も絶対に忘れない8人に出会えたんだな』と感じました。素敵な出会いができて、自分を成長させてくれたニコラに感謝しています。ニコモになれたから、自分の好きなことができて、新モの時に比べて、大きく外見も内面もパワーアップできたと思います。このように成長できたのは、編集部さん、スタッフの方々があたたかく迎えてくださったからです。本当にありがとうございました」と呼びかけた。

その上で「また、スタジオや駅の送り迎え、そして相談を聞いてくださったり、毎回撮影で『頑張って!』『お疲れ様』とメッセージを下さるマネージャーさん、ありがとうございました。これから、もっともっと成長できるように頑張るので、これからもよろしくお願いします。そして、いつも一番近くで見守ってくれたママとパパにも、感謝の気持ちを言いたいと思います。まずは、ママ。いつも結良の悩みを聞いてくれたり、名古屋から通っていた時は、毎回夜ご飯のお弁当を作ってくれて、ありがとう。たまに喧嘩もしちゃうけど、同い年なんじゃないかって思うくらいすごくはっちゃけていて、でも自分の好きを貫いていて、そんなママが結良の永遠の憧れです。ほとんど毎日お仕事で大変だと思うけど、本当に体調には気をつけてね。お互い忙しくなっても、月一で遊ぼうね」と伝えた。

そして「次は、パパ。名古屋にいた時は、どんなに朝が早くても、どんなに夜が遅くても、駅まで送り迎えしてくれて、ありがとう。そして、上京することを応援してくれてありがとう。こんなにも早くパパと離れて暮らすことになるなんて思っていなかったから、この相談をする時はすごく緊張したけど、パパから『自分の夢を叶えるために、その判断をしたのはすごいと思う。絶対に夢を叶えなさい』って言ってくれたのが、本当に嬉しくて、辛い時はその言葉を思い出しています。2人には、感謝の気持ちで本当にいっぱいです。これからもずっとよろしくね。大好きだよ」と思いを紡いだ。

最後に「たくさん応援してくださったファンのみなさんにお礼を言って、終わりたいと思います。みなさん、今までたくさんの応援を本当にありがとうございました。ここまで頑張れたのは、みなさんが喜んでいる姿や笑顔を見たかったからです。今の私があるのは、ファンのみなさんからの応援や思いが、ここまで力となって走り抜けることができたからです。でも、私の夢はまだまだ先にあります。これからも自分らしく頑張るので、ニコラを卒業しても、たくさん応援してくださると嬉しいです。本当に今までありがとうございました」と締めくくった。同期の吉岡優奈から花束を受け取り、抱き合いながら互いに泣いていた。

© オリコンNewS株式会社