福岡国際マラソンで接触事故 運転手を書類送検

去年12月に行われた福岡国際マラソンのレース中に大会車両がランナーと接触した事故で、警察が8日、運転手の男性を過失運転致傷の疑いで書類送検しました。

警察などによりますと、去年12月、福岡国際マラソンのレース中に、福岡市東区千早の折り返し地点で、違反チェックなどを行う「監察車」がランナーと接触しました。

ランナー(35)は転倒したものの完走しましたが、搬送先の病院で右ひじの骨折と頭の打撲で全治3カ月と診断されました。

警察は、大会関係者から話を聴くなどし容疑が固まったとして、8日、「監察車」を運転していた57歳の男性運転手を過失運転致傷の疑いで書類送検しました。

男性は、「不注意で事故を起こした」などと話し容疑を認めています。

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