【ブルージェイズ１－10フィリーズ】＠シチズンズバンク・パーク
日本時間５月８日、メジャー最高勝率を誇るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークでのブルージェイズ２連戦がスタートし、10対１で快勝。連勝を７に伸ばすとともに、ホームゲームでは11連勝となり、貯金を今季最多の15とした。フィリーズ先発のクリストファー・サンチェスは７回６安打１失点の好投で２勝目（３敗）をマーク。ブルージェイズ先発のホセ・ベリオスは３～４月の月間MVPを受賞するなど好調だったが、４回途中７安打８失点でノックアウトされ、３敗目（４勝）を喫した。
初回にニック・カステヤノスのタイムリー二塁打で先制したフィリーズは、２回裏にコディ・クレメンスの２号２ランで２点を追加。４回裏にはクレメンスのタイムリー三塁打とブライス・ハーパーの９号グランドスラムで一挙５点を追加し、ブルージェイズ先発のベリオスをノックアウトした。フィリーズ先発のサンチェスは７回表に１点を失ったものの、７回６安打１失点の好投。８回裏にエドムンド・ソーサのタイムリー三塁打などで２点を追加すると、２番手のスペンサー・ターンブルは２イニングを無失点に抑え、10対１で快勝した。
「３番・一塁」でスタメン出場したハーパーは９号グランドスラムを含む３打数３安打４打点１四球の大活躍。これで３試合連続アーチとなり、直近３試合で10打点を荒稼ぎしている。３試合のスパンで３本塁打＆10打点を記録するのは、フィリーズでは2019年８月にハーパーが記録して以来５年ぶりのこと。４月中旬まで打率１割台に低迷していたハーパーだが、今季の打撃成績は打率.263、出塁率.389、OPS.923と大きく向上している。
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