伊藤環境相自ら水俣市を再訪問して直接謝罪する事態に 水俣病被害者団体の“マイク切断”で発言制止

伊藤環境相と水俣病被害者団体との懇談の席で、環境省の職員が団体側のマイクの音を絞って発言を制止した問題について、伊藤環境相は8日夕方、団体側に直接会って謝罪することがわかった。

懇談会は、5月1日に熊本・水俣市で行われた。

この席で、団体側の発言時間は3分とされていたが、それを過ぎた場合に、環境省の職員がマイクの音を絞って発言をたびたび制止した。

この問題について環境省は7日、「関係者に不信感を与え、申し訳ない」と謝罪した。

そのうえで、8日夕方には伊藤環境相が水俣市を再び訪問し、団体側の発言者に対して、大臣自ら直接謝罪するとしている。

一方、団体側は午後1時半から水俣市内で記者会見を開く予定。

© FNNプライムオンライン