岡山県がインフルエンザ注意報を解除 発令期間は過去10年で最長の6カ月弱

岡山県は7日、インフルエンザ注意報を解除しました。4月22日から28日までの定点(84医療機関)あたりの発生患者が0.40人と、前週(0.55人)に続いて1人を下回ったためです。

岡山県疾病感染症対策課では、流行期は過ぎたものの引き続き手洗いや手指の消毒などの日常的な対策を呼び掛けています。

岡山県は2023年10月5日にインフルエンザ注意報を発令。12月1日から2024年4月5日には警報に切り替えていました。注意報・警報が発令されていた期間は23週間、約6カ月弱で過去10年で最も長くなりました。

シーズン中の感染者は3万7232人で、年齢別では10~14歳(8617人)が最も多く感染しました。ピークは12月上旬で、1医療機関あたり34.80人が感染しました。その後、いったん減少した後、2月上旬に2回目のピーク(18.63人)がありました。

今シーズン、学級・学年閉鎖などの措置を行ったのは約1930施設で、2万5000人あまりが欠席しました。

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