山路徹氏 コロナワクチン副反応の評価基準見直し検討に「二人で評価判定していたことに驚き」

山路徹氏

ジャーナリストの山路徹氏(62)が8日、「X」(旧ツイッター)を更新。厚生労働省が新型コロナワクチンの副反応が疑われる症例とワクチンとの因果関係を評価・分類する基準について、専門家による調査研究班を立ち上げるなど、見直しを含めた検討を進めているというニュースに言及した。

現在は、ワクチン接種後に受けた死亡例や症例について報告を受けた「医薬品医療機器総合機構」で、医師や専門家2人で因果関係を評価している。

しかし、ワクチン接種後の死亡事例として報告された2195件(4月15日時点)のうち99%以上が評価不能とされ、別の評価基準に見直すよう求める声が上がっていた。

山路氏はこのニュースを報じる毎日新聞の記事を引用し、「単に評価の分類を増やすだけではなく、評価する専門家を多様化し増やすべき」と指摘。その上で「たった二人で評価判定していたことに驚きます」としている。

山路氏は、兄が一昨年12月に新型コロナワクチン接種し、2日後に63歳で急死したため、その因果関係を明らかにするよう訴えていた。また昨年5月17日には、兄の接種後死亡報告を厚労省に提出している。

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